スノーボードウエア類を洗濯しました ~スノーボードシーズン終了時の作業~
はじめに
積雪豊富で楽しめた'21-22スノーボードシーズンも遂に終了です。
しかし何時までも喪失感に浸っては居られません。
来期に向けて早速準備開始! と言う事で使い倒したウエア類を洗濯しました。
面倒だからとクリーニングに出す方も居てそれはそれで結構!
でも自分でやってみるとお小遣いの節約の他にも良いこともあります。
ただし自分で行う場合スノーボードウエアは通常の衣類とは異なり幾つか注意して作業を行う必要が出てきます。
今回はこのスノーボードウエアの洗濯方法と注意点等を解説します。
目次 : スノーボードウエア類の洗濯方法と注意点
洗濯する物
パーカーやシャツ、タイツなどのアンダー類はシーズン中にも普通に洗濯できるので問題は無いのですがこれらの大物は撥水機能を損なわせない等少々手間が必要な為別枠で処理が必要です。
洗剤と撥水処理剤
様々な種類が在って悩みますが洗剤に関しては余りこだわる必要は無いと思います。
撥水、防水機能を損なわない専用の洗剤も存在しますが普通の家庭用洗剤でもシーズンに1回の洗濯なので実際の影響は少なく問題は無さそうです。
実際私の知っているスノーボードスクールの関係者もシーズン終了時に液体タイプの家庭用洗剤で普通にユニフォームを洗濯していました。
撥水処理剤も色々な種類が在りますが私の場合は最もメジャーなNIKWAXの洗剤と撥水剤を使用しています。
洗濯方法と注意点
洗濯前の準備
先ずジャケットやパンツに付いているファスナーやボタン、ベロクロを全て閉じます。
特にベロクロは引っ付く側は全面残らず相手側に密着させます。
内部のパウダーガードや脇部分のベンチレーションは忘れがちなので注意しましょう。
この様に一つ一つボタンやファスナーをしめているとウエアの点検にもなります。
破れている所は無いか、摩耗している所等が見つかれば早めに補修も可能ですし又何故そこが傷んだのかを考えると自分の滑走中の癖等が解り思いがけず上達のヒントを得たりする事もあります。
洗濯機と洗濯方法
使用する洗濯機は縦型ドラム型いずれも使用可能です。
水量や洗剤量はウエアの量との兼ね合いなので洗剤等の注意書きを参照します。
ドラム型の場合は心配不要ですが縦型の洗濯機の場合は洗い始めた時点でウエアが洗濯機の中で空気を含んで風船のように膨らみ浮いた状態になる事があります。
防水性能の高い素材の場合空気も逃げにくくなる為です。
そのままでは浮いている部分がしっかりと洗浄出来ない為洗濯機を一時停止させ手で空気を抜き完全に沈ませてあげると良いです。
好みにもよりますが私の場合は洗浄10分すすぎ1回脱水1分のコース設定を使用しています。
撥水加工方法
撥水加工も洗濯直後続きでそのまま行います。
洗濯機に糊付けコースなどがあればそれを代用し無ければこれ又洗浄10分すすぎ1回脱水1分のコース設定で洗剤の代わりに撥水剤を投入します。
すすぎは無しで済ます人も居ます。
お好み次第ですがすすぎ過ぎると当然ですがせっかくの撥水剤が洗い流されて効果が低下します。
また脱水も控えめに最低限が経験上良さそうと判断しています。
グローブ等ゴアテックス製品ではねじれでゴアテックスを傷めてしまう事を避ける為とある程度撥水剤を含んだ状態から乾燥させたほうが撥水能力が高まる様(な気がするものなの)です。
洗濯機の後処理
忘れてはいけないのが撥水加工を行った後の洗濯機の洗浄です。
そのまま放置してしまうと残った撥水剤が洗濯機に付着して支障を来す可能性が有ります。
水を弾くごみ取りネットとか嫌ですよね。。。
水量最大、洗浄5分、すすぎ1回、脱水3分程度で水だけで洗濯機自体を洗浄しておきます。
干し方
脱水を控えめに仕上げている為持ち上げると水がぼたぼた垂れる様な状態です。
周りに気を使いながら干場まで運んで、ジャケットはハンガーに掛けます。
大きめのハンガーで首元のボタンもしっかりと止め型崩れしないように整えて干します。
パンツも同様こちらは普段着のスラックスとは異なり下手に掛けると逆に形状がおかしくなりかねない為二つ折りで干しています。
この状況で陰干しでまる2日じっくり完全に乾燥させます。
しっかり撥水処理が出来ていると次のシーズンにまるで新品のウエアの様な香りでシーズンインが出来ます。
おわりに
スノーボードシーズン終了後の作業の一つとしてウエア類の洗濯方法について解説しました。
後始末と考えると何故かおっくうになりますが次のシーズンの準備と前向きに捉えるとやる気が出てきます。
皆さんも一緒に来期の準備頑張りましょう!
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