RESCUE WAX Super無双の追いWAXをしました ～スノーボードワックスを乗り換えて良かった話～

　2シーズン前からスノーボードのワックスをRESCUE WAXに変更しました。

　理由は単純シーズン中のホットワックスの回数を劇的に減らせるから。

　普通のバラフィンワックスを使っていた頃はシーズン前のベースワックス注入から始まりシーズン中も土曜日に滑りに行けば日曜には滑走ワックスを追加するのがお決まりでした。
　確かにホットワックスを入れてスクレーパーで削り各種ブラシで掻き出して磨き上げてソールがピカピカになればいかにも滑りそうで嬉しかったのは違いないですがどう考えても時間がかかり過ぎ！
　近年では滑走ワックスの追加はワキシングペーパーを駆使して極力薄塗りにして削るのを省略して時短を目指していました。
　このブログにも何度か書いていますが私はスノーボードでの滑走を楽しみたいのであってワックスがけ作業等の準備には極力労力を費やしたくないタイプです。
　

滑走以外の時間を節約

　そんな折り数年前にスノーボード仲間からRESCUE WAXを初めて勧められた時には半信半疑でした。
　1回のホットワックスで10kmも滑走出来るとか・・・！？にわかには信じられませんよね。
　その後色々と調べて思い切ってSuper無双を購入してから世界が変わりました。
　実際1回のホットワックスで2ヶ月以上何も追加作業無しで滑走可能です。
　その分トレーニングや身体の使い方の練習等に時間を使う事が出来ます。
　もう以前のワックスには戻れそうに有りません。

　とは言え実際の使用状況は2ヶ月間ノーメンテナンスと言う訳には行かない様です。

　正確にはノーメンテで可能なのですが最後まで使い切ってしまうと再施工が必要になり面倒です。

　なので手間を減らすために一工夫。

　私の乗り方では4,5週(回)続けて使用するとエッジ近辺のSuper無双のコーティングが薄くなってきます。

　連続使用1ヶ月強程度ですね
　滑走性能はこの段階では落ちていませんが悪くなってしまう前に"追いWAX"をします。

最小作業としての追いWAX

　滑走ワックスの追加とは異なり薄くなった部分にピンポイントで継ぎ足しなのです

　この様に追加したい部分にワックスを置いてアイロンで溶かしコーティングします。
　冷めると極端に固くなるので熱いうちにスクレーパーで表面を軽く均します。

　ここでしっかり削ると普通のワックスと同じ様にツルツルピカピカに仕上げることが出来るのですがその分コーティングする厚みが減り耐久性が下がります。
　これが私にはもったいないと思えるので見てくれ無視で厚く残します。

　最後にブロンズブラシで軽く均して完了。
　RESCUE WAXのブロンズブラシは毛足が長めで柔らかめのブラシです。
　表面を均すのと同時にこの微細なブラシ跡がストラクチャーの様な役目を果たすと耳にした事が有ります(真偽は未確認です)
　もちろん削り過ぎない様に気を付ければGALLIUM等の通常のブロンズブラシでも問題有りません。

　これぐらいのメンテで又一月以上滑走を続ける事が出来ます。

　この手の時短はありがたいです。

　RESCUE WAX Super無双を実際に使ってみた結果、完全施工はシーズンに1回のみ。

　その後は1ヶ月強の間隔でエッジ近辺部のみ追いWAXのみで滑走性能を保てる事がわかりました。(週末のみの滑走です)

　これまで毎回行っていた滑走翌日にホットワックス、スクレイピング、ブラッシングの作業は必要無くなり劇的に時短に成功しています。

　今回の主役Super無双はYahoo!ショッピングとAmazonで購入可能です(私の記事中の写真は3年前に購入した旧モデルです)

　 ブロンズブラシの新タイプは