スノーボードでの人工ゲレンデ
はじめに
この時期まとまった積雪が有った地域は問題無いのですが近年の暖冬で積雪が少ない若しくは未だ無い地域では人工ゲレンデ、人工コースのお世話になる事も有ります。
今回は人工ゲレンデについて解説してみます
人口ゲレンデは大きく2つのタイプに別れます
人工降雪機
当然ですが気温が下がらないと水をまくだけになるので稼働させる事は出来ません。
でも所によっては平均気温は非常に低いけど降雪量が少ないリゾートも存在しその様なところでは大活躍しています。
白樺湖の奥まった所で営業していたエコーバレー等はそのタイプで、シーズン初めに降雪機でコースを作ってしまえばその後春まで溶けないので天然降雪が無くても降雪機のメンテだけで維持できるとの事でした。
人工降雪機でのバーンの特徴はほぼ天然雪と同サイズの結晶を造る事が出来る為、滑走時の感触が天然雪に対して遜色無い点です。
造雪機
ICS(アイス クラッシャー コース)ゲレンデと呼ばれます。
機械で強制的に造るので標高が低めで気温が高いゲレンデでも使用可能です。
ICSの特徴は様々な状態の雪を造る事が可能なためリゾートの造雪担当の方針や技術で独自の特徴を持ったコースが出来上がる点にあります。
例えば岐阜奥美濃での例では
ウインクヒルズ白鳥リゾート
こちらはなるべく早い時期にコース幅を広げ滑走距離を伸ばそうとする傾向に有ります。
限られた人工雪の量では全体的に厚みが薄くなる事が理由だと思われますがコース全体が緩みやすく早い時間にザクザク、ボコボコなイメージが有ります。
鷲ヶ岳スキー場
こちらは雪と言うより氷の粒を寄せ集めている様なコースです
個々の結晶が異常に大きいため溶けにくくコース状態を維持する事には優れています。
滑る感触は粒子が荒い為、常にシーズン終了間際のザクザク雪の足ざわりになります。
ちなみに鷲ヶ岳スキー場の関連記事にはこの様な物もあります
ホワイトピアたかす
こちらは細かめの雪でコースをカチカチに固めるいわゆるハードパックなバーンです。
硬いので中上級者のカービングには良いですが初心者には難しく、また転倒した時には硬い故に痛いです。
これらの特徴はあくまで私個人の感想で実際にはリゾートの方針は異なるものかも知れませんので念の為。
おわりに
という訳で天然降雪が始まるまでの間に人工ゲレンデを楽しむ時に記憶の片隅に有ると何かの役に立つかもしれないかな?
の話でした。
人工ゲレンデでの実際の滑走レポートです!
「スノーボードの雑学」に関してはこちらの記事もお薦めです!
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