スノーボード 耐水ペーパーでのサイドエッジメンテナンス
目次 : スノーボード 耐水ペーパーでのサイドエッジメンテナンス
まとめ
今回はスノボードのサイドエッジメンテナンス方法として耐水ペーパーを使用した簡単で比較的失敗する可能性の低い方法を紹介します。
必要な道具、研磨方法を具体的に解説して行きます。
はじめに
シーズン初めに数回使用したスノーボードはバーンコンディションがあまり良くなかった為か滑走後の日常メンテナンスでエッジが所々ガタガタして来ている事に気づきました。
面倒ですがここで一度サイドエッジのメンテナンスをしたいと思います。
スノーボードのエッジは滑走にはとても重要な役割を担っているのですが意外と皆さん無頓着の人が多いです。
ソールのワックスは結構まめに行う人でもエッジは又今度とかチューンに出したときだけやってもらうからと良く耳にしますがこれは気持ちよく滑走するチャンスを逃していて正直もったいないです!
面倒ですがここで一度サイドエッジのメンテナンスをしたいと思います。
スノーボードのエッジは滑走にはとても重要な役割を担っているのですが意外と皆さん無頓着の人が多いです。
ソールのワックスは結構まめに行う人でもエッジは又今度とかチューンに出したときだけやってもらうからと良く耳にしますがこれは気持ちよく滑走するチャンスを逃していて正直もったいないです!
エッジの先端を指の腹で軽くなぞってみて引っかかりがあればOKですが、無ければもうエッジはだれて滑走に支障をきたしているはずです。
エッジは徐々に摩耗していくものなので気づきにくいですがカービングならば勿論、スライドターンでさえエッジコンタクトの取りやすさがまるで違う物です。
能書きはともかく早速始めましょう。 でも私、チャリブラ流のメンテナンスです当然極力手間とコストを抑えた楽ちんメンテを目指します。
必要な道具
ワックススタンド
エッジチューンにも・・と言うかエッジチューンにはワックススタンドが必要です。
ワックスの際にはスノーボードを乗せることが出来れば箱でも机でも代用できるのですがエッジメンテナンスではスノーボードを横向きに立てて固定する必要が有る為です。
上の方にでっかいネジの様な物が付いていますが、これでスノーボードを挟み込んでガッチリと固定します。
ぐらついたり、ずれたりすると作業がうまく出来ません。
耐水ペーパーと補助具
その他に必要な物はこれ
ファイルガイドとクランプそして金属プレートと耐水ペーパーです。
ファイルガイドは自分のボードのエッジ角度に合った物を用意しましょう
(サイドエッジ等のエッジに関する説明はこちら)
普通の解説書等を見るとこのメンテナンスでは粗目ファイルと細目ファイルなど金属加工ヤスリでガリガリ削る説明が始まりますが、全く角度が付いていない新品等を除き使用中のボードでは削る必要は有りません。 先端を研磨すれば事足りるのです。
耐水ペーパーは500番と1000番の2種類、ホームセンター等で大きな一枚が100円程度で手に入ります。
しかも使う際には3cmx10cmぐらいに切って更に数回は使えるので安上がりですよ。
ファイルガイドは自分のボードのエッジ角度に合った物を用意しましょう
(サイドエッジ等のエッジに関する説明はこちら)
普通の解説書等を見るとこのメンテナンスでは粗目ファイルと細目ファイルなど金属加工ヤスリでガリガリ削る説明が始まりますが、全く角度が付いていない新品等を除き使用中のボードでは削る必要は有りません。 先端を研磨すれば事足りるのです。
耐水ペーパーは500番と1000番の2種類、ホームセンター等で大きな一枚が100円程度で手に入ります。
しかも使う際には3cmx10cmぐらいに切って更に数回は使えるので安上がりですよ。
エッジ研磨方法
水研ぎと空研ぎ
それでは研磨を始めます、耐水ペーパーを効率よく使うために研磨するサイドエッジの上に水を少し垂らしておきましょう
そのまま研磨する空研ぎも可能ですが水研ぎの方が綺麗に仕上がる気がします。
専門家によると空研ぎだと摩擦熱でエッジに焼きが入ってしまいエッジを痛めてしまう可能性が有るらしいです。
そしてワックススタンドはこちらを使用しています
粗研ぎ
金属プレートでファイルガイドとの間に耐水ペーパーを挟み込んでクランプで押さえます
最初は500番のぺーパーからです
ファイルガイドをソールに密着させプレート耐水ペーパーも隙間なくエッジに当てます
このまま余り力を入れずに滑らせるようにノーズからテールに15cm程度の区間で数回往復させながら研磨します。
繰り返します注意点は"決して力を入れ過ぎない" "角度を一定に保つ"です。
エッジのノーズからテールまで研磨したら一旦耐水ペーパーを外します
研磨中にぶれて居なければこの様に直線上に跡が残ります。
スノーボードのサイドエッジもティッシュペーパー等で綺麗に拭いましょう
スノーボードのサイドエッジもティッシュペーパー等で綺麗に拭いましょう
この黒いのは耐水ペーパーの研磨剤とエッジが研磨された微細な金属粉です
水研ぎの場合この金属粉が飛ばない事も扱いが楽でメリットです。
水研ぎの場合この金属粉が飛ばない事も扱いが楽でメリットです。
仕上げ
ここまでの作業を両サイドのエッジに対して行い更にもう一度次は1000番の耐水ペーパーで同様の研磨を行います。
するとこの通りに
キラーン!!と光り輝くエッジの出来上がりです!
するとこの通りに
指の腹で触ってみると指紋に引っ掛かりを感じれると思います。
どうでしょう次の滑走が楽しみに成りませんか?
どうでしょう次の滑走が楽しみに成りませんか?
1/100秒台を競うレーサーの人達は更に2000番までこれを繰り返してエッジを鏡面に仕上げるそうですが遊んでいるだけの私にはここまでで十分です。
ちなみに、エッジの摩耗が少なめの時には1000番だけ1回で済ます事も可能です。
ちなみに、エッジの摩耗が少なめの時には1000番だけ1回で済ます事も可能です。
おわりに
如何でしょう、処理が面倒なファイルによる金属の削りカスも出ませんし余程の事がない限り削りすぎたり失敗してエッジをダメにするリスクも少ないです。
快適なスノーボードの為にぜひとも挑戦してみて下さい。
快適なスノーボードの為にぜひとも挑戦してみて下さい。
エッジメンテナンスで耐水ペーパー以外の道具を使用した解説はこちらを参照下さい
今回使用した道具は
ファィルガイド Gallium製89度です他にも色々なメーカーから出ていますがこれはクランプとセットで購入出来ます
スノーボードのメンテナンス関連の記事はこちらも参照下さい!
スノーボードのサイドエッジに関してはこの様な記事も有ります!
こんなふうに何時もスノーボードの事を考えている私ですが
スキルマーケットのCoconalaにスノーボードレッスンを出品しています。
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