セミハンマースノーボードの簡易メンテナンス
目次 : セミハンマースノーボードの簡易メンテナンス
はじめに
ここしばらく気持ち良くOGASAKA FC-X セミハンマースノーボードに乗っていました。
しかしさすがにちょっと心配になって来たので軽く一通りのスノーボードのメンテナンスを行いましたので今回は自分で出来るスノーボードの簡易メンテナンス方法を解説します。
しかしさすがにちょっと心配になって来たので軽く一通りのスノーボードのメンテナンスを行いましたので今回は自分で出来るスノーボードの簡易メンテナンス方法を解説します。
小耳に挟んだ噂ではFC-Xのモデルその物が今期限りで無くなってしまうそうです。。
急いでもう1本買っておこう!と考えはしたのですが10万円オーバーのボードをそう簡単には買える筈もなく涙を飲むしか有りません。
せめて今愛用しているFC-Xは大切に使おうと固く心に誓ったのでした。。。それはさておき。
今回も面倒な事が嫌いな性分な私は最低限を目指します。
撮影する事さえ忘れぎみだったので今回は写真少なめです、ご了承下さい。
STEP1 清掃と点検
ウエス(と呼ぶとカッコいいなぁ実態は雑巾ですが)を使ってボードとビンディング全体を 拭き取り磨きます。
この時ビンディングならば取り付けに緩みは無いか、ストラップ、ハイバックのネジは緩んでいないかも確認。
緩んでいる場合は増し締めしましょう。
ボードのデッキ面は滑走性能には影響が無い貯め適当に、ソールは泥や油が付着している可能性が有るので念入りに磨きます(個人の好みですが)。ついでにソールには新たな傷が追加されていないかもチェック。
小石などでソールに筋が入ってしまった場合は簡易メンテナンスではなく気合を入れたリペアが必要になります。もしもコアにまで届くような深い傷ならばショップやメーカー送りが必要です。
ソールリペアに関しては運悪く次回トラブルに見舞われた際に実演解説させて頂こうと思います。
ボードのエッジも同様にウエスで磨きながらエッジのヘタリ具合や傷を確認します。傷が追加されている場合は布にエッジが引っかかるのですぐに解ります。
STEP2 ソールのブラッシング
布で拭き取った後もソールの表面には目に見えないレベルで汚れが付着しています。
ボアブラシを使ってノーズ側からテールへとガシガシ磨くと結構な量汚れが浮き出て来ます。
この時ワックスの状態も確認し充分残っていれば何もせず薄く成っている様であれば後で追加ワックスを行います。
因みに追加ワックス作業はポリエチレン系ホットワックスのRESCUE WAXの場合です通常のパラフィン系ワックスを使用している場合は素直に滑走ワックスを入れ直しましょう。
STEP3 エッジ研磨
ホットワックスの前にエッジを研磨してしまいます。
軽い目立なので今回も耐水ペーパーを使います(耐水ペーパーを使ったメンテ詳細はこちらの記事ですスノーボード サイドエッジのメンテナンス)
この耐水ペーパーでの研磨では当て板が必要なのでこれまでは、スチールラックの組み立てパーツとしてホームセンターで売られていた金属プレートを使っていました。
でも穴が空いている事とメッキの関係で表面の平坦度には少し不満がありました。
よくよく見ると平坦では無くて気持ち波打っているのです。
面精度が保証されている金属プレートって無いかなと探していたのですが当て板に使える小振りなサイズではなかなか市販されていませんでした。
そして仕方が無いのでついにMonotaroで寸法指定ステンレスプレート切断を依頼しました。
言わば特注品! 1500円程度だったと思います。
余りここまでする人は居ないと思うのですが注意事項が一つ。
この種の業者さんで加工してもらう金属部品は別途追加工を依頼しない限り切りっぱなしです。
金属だと確実に鋭利なバリが出ていてそのままでは手指を確実に怪我させます。
この為入手したら直ちに金属加工用の平ヤスリで面取り加工を自力で行う必要が有ります。
ただのバリ取りなので面倒だけどそれ程の技術は要りません。
STEP4 追いWAX
さてこのボードも RESCUE WAXの Super無双 を自力で施工している板です。
昨シーズン後半からそのまま使用していましたが今回はエッジ近辺のみ追いWAXをおこないました。
さてこのRESCUE WAXのホットワックスですが一つ独特の特性が有ります。
それは施工時の指定アイロン温度が高い事、なんと140℃です。
なれるまではちょっと怖い温度ですよね、ボードのソールにダメージを与えてしまいそうな印象ですがポリエチレン樹脂の粉末なので一気にこれを溶かしてソール表面をコーティングしなけれればいけません。
短時間で確実に溶かして広げる。
その為には熱容量の大きいアイロンが必要です。
大抵のアイロンであれば温度調節の機能は有ります140℃に設定しておけば問題無いような気もすると思いますが実際には各種問題が生じます。
まずアイロンの表面温度が140℃だったとしても冷えたボードのソールに接した瞬間一気に表面温度はボードによって下げられてしまいます。
この時に下げられても又直ちに温度を上げる事が出来る強力なヒーターを有しているか少々冷たいものに接しても温度が下がらない程自身の熱容量の大きい物かの何れかで無いと
溶けかけたポリエチレンは再び固まってしまいソール表面に広げ伸ばす事は出来ません。
何度も同じ箇所を往復しているとソールが温度が局部的に上がりすぎてダメージ、最悪剥離する等の事態となり得ます。
私が以前愛用していたアイロンは叔母から譲り受けたスチームが未だ無い頃の東芝アイロン
そのために意を決して ガリウムのTU0153 ワックスアイロンを購入
Super無双も難なくワキシング出来ます。
STEP5 仕上げ
最後にもう一度全体を見渡し調整が必要な所がないか確認して終了。
私の場合ここまでおおよそ1時間です。
今後も更に短時間での確実なメンテナンス方法を検討していきたいと思います。
私が使用しているアイロンTU0153はカタログには記載されているのですが何故かショップにはもう在庫されて居ない様です新型のTU0200はコチラから購入可能です。
スノーボードのサイドエッジに関してはこの様な記事も有ります!
こんなふうに何時もスノーボードの事を考えている私ですが
スキルマーケットのCoconalaにスノーボードレッスンを出品しています。
機会があれば御利用ください。
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