スノーボード未経験の人が初めてスノーボードをやってみようかと思い立った時には様々な知らなかった事が行く手を阻もうとします。
そんな時に少しでも背中を押せるようにハウツー記事などでは触れてくれないような当たり前な事柄から解説をしてみたいと思います。
今回はスノーボードに絶対に必要なグローブの話
目次 : スノーボードグローブの種類
スノーボード用グローブにも種類が多くあって迷いますよね。
今回はスノーボード用グローブに関してあれこれ解説しますので選ぶ際の参考に読んでください。
スノーボードでのグローブの役割
一番目の目的"防寒"
グローブを使用する一番目の目的は防寒です。
当たり前ですが雪は冷たいです、雪を直接触らないとしてもリゾートでの気温では素手では居られません
風が少しでも吹くと手指はもう痛くて我慢できませんし痛みだけでは無くしもやけから凍傷を起こす事も有るので何かしらのグローブは必要となります。
二番目の目的"防御(保護)"
二番目の目的は手指の防御(保護)です。
コンクリートの様に凍った雪面に手をつくと擦りむいたり傷つけたりしてしまう事が有ります
意外と危険なのがボードを抱えて歩いている時!
ボードの両側にはエッジという尖った金属が埋め込まれています、雪面を引っ掛けるためにナイフ程では有りませんが鋭利な金属で出来ています。
素手でボードを持っていて何かのはずみにズルっとボードがずり落ちるとエッジで指をざっくり切ってしまう事故も起きています。
グローブの種類
指の数で分ける
色々な分け方が有りますが先ず五本指タイプとミトンタイプに分けられます
ミトンは指4本分がひとかたまりに成っているため比較的暖かいです(個人の見解です・・・)
レーサーの人達ではターン時の突き指を避ける為に愛用する事が多いです。
でもミトンタイプはスノーボード始めたばかりの人には少し勧めにくい面も有ります。
と言うのはビンディングの脱着操作には向いていない造りなので相当慣れて居てもミトンでは結構難しいです。
構造で分ける
二重タイプと通常のシングルにも分けられます
インナーグローブが取り外せるタイプがあり個人的にはこちらがお勧め
使った後インナーだけ洗濯しやすい点と予備のインナーをポケットに入れておいてグローブが濡れてきた時にインナーだけ交換するような使い方が出来るからです。
材質で分ける
材質によって分けるとすればゴアテックスを使用しているか否か
撥水や防水加工処理は当然必要です。
毛糸の手袋や軍手は濡れやすく濡れてしまうと逆に熱を奪われるのでスノーボードでは使用出来ません。
防水加工品でも使っているうちに徐々に水が浸透してくるようになってしまいますがゴアテックスタイプはこの後が凄いです。
外側が結構ボトボトになっても内側の手やインナーは乾いたままなんです。
通常の手汗も溜まりません感激するほど高機能素材です!
ただしゴアテックスを使用しているグローブは他のものに比べて価格は跳ね上がってしまいます
それだけの価値は有るのですが気楽に買い替えは・・私には出来ません。。。
ゴアテックスグローブを使用する場合は決して絞ってはイケナイ事にを覚えておいて下さい。
グローブがボトボトになると思わず絞りながらびょびょ!と言いたくなりますが、この絞る動作の捻りと引っ張りにゴアテックス繊維は弱くブチブチと切断され多数の亀裂ができ水を通さない特性が損なわれてしまうと言われています。
絞ってしまうとその後どんどん水が染み込むようになってしまいます。
頭の片隅に置いておきましょう。
おまけ情報
軍手や毛糸の手袋など専用品でないものは使えない様な書き方をしましたが例外も有ります
2,3年前にスノーボーダーの間で流行ったショウワグローブのテムレスシリーズです。
本来は魚市場での作業や冷凍庫での作業用の手袋なのですが防寒性、防水性、耐久性、全てに申し分無いのでシーズン始めや終了間近の濡れやすい日にはうってつけで私も愛用しています。
さてグローブの種類での知識を吸収した所で自分好みの一品を選んでください!
スノボードグローブに関してはこちらを記事も参照ください
スノーボードに初めて挑戦を考えている人たち向けの解説「スノーボードデビューを後押」シリーズは他にも多数書いています!
こちらもどうぞ!!
こんなふうに何時もスノーボードの事を考えている私ですが
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