スノーボードで快適なカービングターンを実現する為にはボードのエッジメンテナンスが欠かせません。
今回は最も短時間でサイドエッジ研磨が可能なダイヤモンドファイルの紹介と具体的な研ぎ方を解説したいと思います。
このブログの別記事で 耐水ペーパーを使用したエッジメンテナンス方法 を紹介しました。
今回説明するダイヤモンドファイルはエッジの鈍りが激しくて耐水ペーパーでは歯が立たない場合やエッジ自体に傷を付けてしまったケースで使用する物です。
良く知られているスキー・スノーボード用のダイヤモンドファイルはこの写真の様な形状で1本5000円以上はする結構お高い物です(写真はamazonへのリンクになっています)
私が愛用しているSK11 両面ダイヤモンドプレートの特徴は
安価です
2000円前後で入手可能です
両面で異なる番手が使えます
写真は400番と1000番ほかにも150番と600番の組み合わせもあります。2本買わずに1本で事足りる・・素敵ですよね。
驚くほど同じですよね!!
なので今回は使用しませんがベースエッジ研磨で使うガイドにも金属ファイルと全く同じ様に使うことが出来る超スグレモノです。
さてダイヤモンドファイルを使用したサイドエッジの研磨方法です
スノーボードをしっかりとワックススタンドに固定する事は大前提です。
そして研磨作業は凄く簡単です。
ダイヤモンドファイルは切削力が強いために削り過ぎてしまう恐れが有ります又エッジに焼きが入る可能性も有ります。
そもそも力み過ぎると角度がズレてしまう事もあり何一つ良いことは有りません。
初めは400番で研磨、終了したらエッジをティシュなどで拭き取ります。
ファイルの研磨剤やエッジの切削扮が結構付着しています。
この際ダイヤモンドファイルを絶対に直接ティシュなどで拭き取ろうとしないこと!!!
綺麗になるどころか紙粉で目詰まりして使い物にならなくなる事も有りますのでくれぐれもご注意下さい。
400番が終わったら次は1000番です。
如何でしょう。ものの数分で完了です。エッジもビシビシですよね。
すごく簡単にエッジの目立てが出来てしまいます。
さて、それなら毎回ダイヤモンドファイルでメンテナンスすればよいのでは?
と思う人も当然出てくると思いますが、なかなか世の中全てが都合良くは進みません。
ダイヤモンドファイルにもメリットとデメリットが存在します。
メリットの一つは先程の話にも出た強力な研磨力です。
でもこれは諸刃の刃なのです。
どんどん削れると言う事はどんどんエッジが減っていくと言う事実、当然エッジ自体は有限でしかも薄くなったから張り替える等は事実上不可能です。
やりすぎると大切なスノーボードが使えなくなるのは痛いですよね。
デメリットはファイル自体の摩耗や目詰まりが多い事です。
使用の都度エッジと接触させる部分をずらせば幾度も使えますがそれにも限度が有ります
金属ファイルなどとちがって真鍮ブラシでのファイル掃除もダイヤモンドファイルの場合は出来ません。
つまり使えば使うほどにファイルもエッジも消耗してしまう訳で、これがダイヤモンドファイルでのメンテナンスを常用しない理由です。
とは言え他の方法と組み合わせここぞと言う時に使えば効率アップに役立ちます。
是非とも活用してみて下さい。
追記:実はファイルの掃除が出来るダイヤモンドファィルも存在します。
こちらを参照下さい もう一つの変わり種ダイヤモンドファイルで簡単時短
今回使用したSK11 両面ダイヤモンドプレートは以下のショップで購入可能です
スノーボードのメンテナンス関連の記事はこちらも参照下さい!
スノーボードのサイドエッジに関してはこの様な記事も有ります!
こんなふうに何時もスノーボードの事を考えている私ですが
スキルマーケットのCoconalaにスノーボードレッスンを出品しています。
機会があれば御利用ください。
ブログランキング参加中↓ポチリお願いデス!
0 件のコメント:
コメントを投稿