スノーボードデビューを後押 足まわり ウエアー編
目次 : スノーボードパンツのスノーボードに特化した機能を解説
はじめに
スノーボード未経験の人が初めて雪山に行ってみようかと思う時に様々な知らなかった事が行く手を阻もうとします。
そんな場合にほんの少しでも皆さんの背中を押せるようにと専門のハウツー記事などでは当たり前な事柄として触れていない些細な物から解説をしてみたいと思います。
今回はスノーボードパンツのお話
スノーボード用のウエアは種類も多くデザインも色々、カワイイ物クールな物どれを選ぶか悩みますよね。
更にスノーボード用ウエアは雪の上で運動する為の専用機能も秀逸です。
正確な使い方を知らないとせっかくの機能を生かして雪上を楽しめないかも・・
実際のスノーボードレッスンで多くの生徒さんが知らなかった事を書いておきます。
スノーボードパンツの機能
スノーボードのパンツ、一見防水機能の有り無し程度の違いで普通のパンツと同じ様なものだと思いがちですが実はスノーボードに特化した機能がたくさん隠されています。
機能1:パウダーガード
裾の部分、二重に成っています。内側をパウダーガードと呼びます。
ブーツを履いた後にブーツの上部をこれでカバーします。
これでブーツの中に雪が入り込む事を防止出来ます
因みに、先端にフックが付いているタイプも有りますので
このようにブーツの紐に引っ掛ければ、ずり上がる事も無く完璧です。
このパウダーガード、理由は不明ですがスノーボードを初めて体験する人の多くはこれをブーツの中に入れてしまいます。
繰り返しますがブーツの外側を覆います。
繰り返しますがブーツの外側を覆います。
ブーツのインナーに押し込んでしまうとブーツを締めた後スネやふくらはぎが痛くなるし、そもそもブーツの上部に雪が付いてしまうと中に染み込む事が避けられないので止めたほうが良いです。
ブーツの中、くつ下等濡らしてしまうと不快ですし温度が低下してシモヤケから最悪の場合凍傷等になりかねません。
雪の侵入を極力避ける事が大切です。
そしてその後パンツの外側をブーツに被せて出来上がり!
マニアの間では、この外側の裾をビンディングの内側に入れるのか、それともビンディングのハイバックごと覆ってしまうのかの二派に別れます。
私は内側派ですが・・・これはまぁただの好みとセンスの問題です。
機能2:裾止め
スノーボードのウエアは比較的ルーズなものが多く更に私の場合は足も短めなので・・・
パンツの裾を踏んづけてしまいそうになります
駐車場からリフト乗り場までの短距離でもこの状態で歩くと裾はあっという間にボロボロに破けます。
物によってはこんな時の為に小物が付属してます
裾の内側に紐状の物と外側に引っ掛けられる物 裾を折り返して、紐で引っ掛けて止めるとこの様に安心して歩けます。
でも、滑る時には元に戻しましょうね。押し返した所に雪がごっそり溜まります・・・。
機能3:ベンチレーション
あとは膝辺りにこんなジッパーが付いている物も有ります
これは滑っている最中に暑くなって来た時に開けて、内部の熱気、湿気を排出する為の"ベンチレーション"と呼ばれるものです
開けると内側はメッシュに成っていて通気は出来ても雪は入りにくくなってます 便利!
何度か書いていますがスノーボードは思っている以上に運動量が多く汗をかくスポーツです。
寒いところなので汗を書いたら速やかに乾かす、そして乾かしたら直ちに元の温かい状態に戻す事が大切です
おわりに
雪山での体温の低下は体力を消耗します、たとえ管理されたゲレンデでも危険な場合が有りえます。
ウエアの機能や防寒具を活用して暑すぎず寒すぎずに意識して体温調整を行いましょう。
スノーボードに初めて挑戦を考えている人たち向けの解説「スノーボードデビューを後押」シリーズは他にも多数書いています!
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