今回はスノーボードエッジ用ワックス"侍 Samurai"の紹介です。
きっかけ
これまでにも何度か紹介してきたRESCUE WAXシリーズですが私が手を出していなかったシリーズがこの"エッジワックス"です。
存在は知っていましたしRESCUE WAX以外でも以前から有りました。
でもエッジ部分はソールの面積と比較すると僅かな割合しか無いのであまり効果は期待できないかなとスルーしていたのです。
でも今シーズン初めにスノーボード友達が長野に行った際スクールのイントラからRESCUE WAX一式を施してもらい尚且エッジワックスの重要性をレクチャーされたとの話を聞きました。
それからその友達は会う度にエッジワックスを力説、徐々に私も試してみたくなって来たのです。(勧められると乗せられやすいタイプ)
エッジワックスの原理
考えてみるとカービングターンでボードを立てている時はボードのソールは雪面と接していません。
接しているのはエッジ近辺のソールとエッジ、そしてサイドウォールです。
すなわちソールとエッジの面積比率はターン中は劇的に変化しているのです。
もしもかっちりと締まった勘違いバーンだとすると更に比率は1:1に近づいて来ます。
静的な条件でしか考えていなかった私の思い込みは見事に外れています。
更にまさに加重が掛かっている箇所はエッジそのものでソール側は遠心力などに対する抗力分が主です。
エッジの抵抗を減らす事はカービングターンにおいてはソールの抵抗に劣らないほど重要な事だったのですね。
何時もの黒スポンジと同梱でした。
又リキッドファンデ用スポンジ買い足すかなと考えながらもとりあえず実走してみました。
使用方法
簡単です。
エッジワックスの場合はエッジ側に垂らすのでは無くスポンジにワックスを垂らして塗布するらしいです。
考えれば当然です・・エッジに一滴垂らすのは結構難しそうです。
侍は思っていた以上に粘度が高い為荒目のスポンジでも問題なく塗布可能でした。
相変わらずの楽ちんワックスシリーズです。
効果は
いきなり驚いたのはスノーボードを持って歩く時にボードがスルスル動いて持ち辛いです。
悪い事の様に聞こえてしまいますがそうでは無くて実は凄いこと!
グローブと接しているエッジの摩擦抵抗が確実に減っている事を意味しているからです。
単に油成分が付いたからでは?と考える人も居そうですが油だけではこうはなりません。
これまでにエッジのサビ防止目的でエッジに各種油を塗ってみた経験は豊富なのです。でもここまでスルスルになった事は有りませんでした。
雪上での滑走でも板は走っている様に感じました。
でも正直なところ結構緩んだ雪で滑走前に滑走ワックスの雪虎も合わせて塗っていた為にどの効果でどれだけの滑走性能が得られて居たのかの区別が出来ませんでした。
少なくともマイナス効果は絶対に有りません。
次はしくじらない様にエッジワックスは持ち歩いて塗布前と塗布後正確に比較評価出来るようにしたいと思います。
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