スノーボードスクールの事を書いていて、ふともしかすると
「スノーボードスクールでどんな事を教えて貰えるのか解らないから入りにくい」ケースも有るのでは無いかと思いつきました。なので
今回はスノーボードスクールで教えて貰える事を解説します。
スノーボードレッスンの内容はスクールにより様々なメソッドが有り必ずしも全ての項目が同じ物とは限りませんが当然の事ですが大筋では同じ様な内容になります。
ここからの解説は私が経験したスノーボードスクールでの一例として受け取って下さい。
目次 : スノーボードスクールで教えて貰える事を解説
レッスン場所に集合
まず服装チェックです。
ウエア正しく着用出来ているかどうか、パウダーガード等の使い方が怪しい場合も教えてもらえます。
グローブとビーニー(ニットキャップ、ヘルメット何れか)は安全の為に必須、無い場合はレンタルなどで調達してもらいます
天候によってはゴーグルかサングラスも必要。
続いてスノーボードブーツをチェックして紐が緩んでいる場合等は状況に応じて履き方の説明があります
レッスンの前に
スノーボードに使用する道具の説明があります
スノーボード各部の名称と機能、スノーボードの持ち方、ゲレンデの歩き方
ビンディングの機能説明、ビンディング装着方法
リーシュコードの使い方と危険な行為に関しての注意説明等、想像以上に道具の説明は盛りだくさんです。
準備運動他
軽い準備運動を行います、ストレッチの必要性や方法の説明もあります
身体がほぐれた所で実際にビンディングを装着してスノーボードの上に立つポジションや基本姿勢の説明、指導を行います。
再びスノーボードを外しての転倒時に怪我を少くする転び方の説明と練習、とても大切な項目なので実際に前方、後方ともに全員で行います。
初心者用ゲレンデで
実際の雪の上の斜面でのビンディングにブーツを固定する方法を練習します
ビンディングを固定したままでの立ち上がり方を前向きと後ろ向きそれぞれ練習します。
また足をスノーボードに固定した状態で仰向けからうつ伏せの回転の仕方、逆方向も合わせて練習します。
そしていよいよスノーボードでの停止方法とずらし方の実習(サイドスリップです)、これも前後練習します。
このあたりからスノーボートしてる！って感じが出てきます
これに続いてサイドスリップで斜面を降りながら左右の重心移動で進む方向を変える練習(木の葉と呼ばれます)も行います。
ほとんど平坦な緩斜面で
前足だけスノーボードに固定した状態でボードの上に立ち固定してない後ろの足で雪を蹴り出して進むスケーティングの練習をします。
スケートボードの滑り出しに似ている動作です
リフトの乗り降りに必要ですよーなどの解説をよく行います。
再び緩斜面で
いよい本格的な滑走です。
両足をスノーボードに固定して直滑降からつま先側、かかと側に曲がる方法を説明、デモンストレーション後に実践
曲がった後に止まる動作はサイドスリップで練習した時の物です
この練習は時間の許す限り繰り返して身体に馴染ませます
停止した状態から前の足への体重移動と体のひねりで斜面に滑り出す練習(ノーズドロップ)もこのタイミングで行います
これらをマスター出来たら最後の組み合わせ
停止状態から直滑降つま先側に曲がって停止と同時にかかと側に滑り出して直滑降からかかと側に曲がる・・・これで連続ターンの完成です
リフトの乗り降りも
練習に使用するバーンによって前後しますがリフトの乗り方、降り方に関してもレクチャーが有ります。
リゾートやゲレンデの状況に依ってはボードを手で持って乗車出来るリフト出来ないリフトも有るので現場に合わせた説明になります。
どうでしょう、凄く盛り沢山ですよね
文中にも所々はさみましたが練習している項目の呼称なども順次教えてくれます。
これを2時間程度で行うので結構ハードですが初めての人が安全に楽しく雪上で練習出来る様になるためにはこれぐらいの項目(知識)が必要なのです。
繰り返しになりますがスノーボードスクールの方針によっては確実に会得してから進めるところも有り初回のレッスンは直滑降から停止辺りまでの場合も有ります。
まとめ
何れにしても一度のレッスンで全てを覚えてマスターするのは客観的に無理だと思います。
あまり頑張りすぎずに楽しくレッスンを受けながらどんな練習をしたのかを覚えておいて、レッスンが終わった後に自分達でレッスン中の説明を思い出しながら反復練習する事が効率良く上達するコツだと思います。
スノーボードスクールやインストラクターに関しての様々なお話はこちらを参照下さい！
スノーボードに初めて挑戦を考えている人たち向けの解説「スノーボードデビューを後押」シリーズは他にも多数書いています！
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