スノーボードのオフトレでのお勧めは自転車とロンスケ
目次 : スノーボードのオフトレでのお勧めは自転車とロンスケ
はじめに
スノーボードのシーズンも終了しました。
しかしシーズンオフは次のシーズンの始まりでもあります。
来シーズン最高の身体コンディションでスノーボードを楽しむためなもこの期間をオフトレで有効に使いましょう。
オフトレの目的と期待する効果
そもそも何故シーズンオフにまでスノーボードのトレーニングが必要なの?と疑問に思う人も居るかも知れません。
最終的には人それぞれの嗜好の問題ではありますが少しでもスノーボードの上達を願う人にはオフシーズンは有効な期間です。。
今回のテーマ オフトレは次のシーズンでスノーボードを再開した際にスムーズに再開出来る、少なくとも前のシーズンの続きから再開出来る事が最低限の目的です。
また練習し直せば良いと判断する人にはオフトレは必要有りません。
しかしこの様な書き方をしたと言うことは即ちシーズンオフの間何もせずにシーズン再開する場合は昨シーズンの終了前よりも少し下手になってしまう事が有る訳です。
具体的に説明するとウインターシーズン中に雪上で覚えたスノーボーダーの運動は未だ完全には身体が覚え切って居ません。
この為次のスノーボード滑走まで時間が空いてしまうと同じ動作をしているつもりでも少しずれてしまった違う動作になる事が多いです。
また滑走中の身体全体のイメージもシーズン終了の時点とはずれが生じます。
こちらは記憶に留まっているイメージなので何度も思い出して居るうちに美化されてしまう事が原因です。
イメージ、想像の中の物なので僅かに間に合って居なかったタイミング等滑走中に多少気になっていた事柄が脳内でイメージを再現する度に欠落して行きます。
その結果、シーズンインした直後身体は動作を忘れているがイメージはより洗練されてしまっている為動きがちぐはぐになり転倒を繰り返す羽目になります。
昔何度もこんな事を繰り返してしまいました。。。
この様な目にあわない為に身体が覚えた動作を忘れさせない、いたずらにイメージを美化させないトレーニングを行う事がオフシーズントレーニングの目的です。
オフトレの種類とメリットデメリット
オフトレにも様々な種類が有ります。
私の周りの人が行っている物や私自身が行っている物を例として上げてみます。
海外遠征
憧れです! オーストラリア、ニュージーランド等南半球に出向けばこちらのオフシーズンはあちらのハイシーズンです。
ここ数年はコロナの渡航制限で実施出来なかった様ですが今年は解除されたと聞き及んでいます。
○ 通年で本物の雪の上で練習出来る
✕ 費用がかさむ
サマーゲレンデ
カービング滑走に関しては雪上に近い感覚で滑走が可能です。
近年設備も増えて来ましたので経験した方も多いのでは?
○ バーンコンディションが固定されている為、反復練習に向いています
✕ 雪と異なり転倒時の衝撃が全て身体に加わる為負傷してしまう可能性が高い
雪渓氷河巡り
山スキー、山スノーボードを楽しんでいる人達の中には雪を追いかけ高度を上げ奥地に進み氷河の端や万年雪の雪渓での滑走を続ける方が居ます。
○ 達成感は最高に違いありません
✕ トレーニングと捉えると少し?効率が劣ります
スケートボード
○ 身近な場所で比較的手軽に始める事が出来ます
✕ スノーボードのオフトレを意識しないとスノーボードは上達してもスノーボードでは上達か望めない事が有ります
ランニング
これも手軽で多くの人が運動に採り入れて居ます
○ トレーニングの時間や場所の融通がとても柔軟で継続しやすいです
✕ 下半身の膝や足首等の関節に衝撃が連続して加わってしまう為傷めない様に配慮が必要です
自転車
日常生活にも使用する自転車なので取り掛かり安いと思います
○ 正しくトレーニングすれば身体に掛かる負担が少ない
✕ ロードバイク等の道具に拘ると出費が恐ろしく必要
ジムに通う
これもメジャーな方法なので多くの人が実践されています。
○ トレーナーさんに相談して自分に合ったトレーニングを選択的に出来る
✕ ジムによっては会費が高い事があります。又自分でスケジュールを決めて通う計画性と意志が必要です
水泳
ジムでの運動にも含まれる事も有りますが水泳も運動としてはメリットが多く理想的なエクササイズでもあります
○ 水中の浮力で身体を傷める可能性が下がる、運動効率が良い
✕ 市民プール等気軽に利用可能な施設が近隣に無いと継続は難しい
お勧めのオフトレ
色々なオフトレを観てきましたが個人的にお勧めで実際に私が現在も実践しているオフトレは 自転車 とスケートボード です。
その理由は
自転車の場合 メリットにも記載しましたがサドルで体重を支える為下半身に必要以上の負荷や衝撃が及びません。
これは両足共に半月板を損傷している私には大変有難い条件です。
そして走行中の姿勢でスノーボードと共通の骨盤の位置や向きを意識する練習が可能でこれも理解と実践に有効です。
更にペダルを使った走行で太ももの裏側のハムストリングスと呼ばれる筋肉を鍛える事が可能です。
ハムストリングスはスノーボードでも低い姿勢を取る際に使用する滑走にも重要な役目を果す筋肉です。
またもう一つサイクルコンピュータと呼ばれるツールを利用すると速度、ペダルの回転数、そして心拍数もリアルタイムで計測確認が可能です。
これを利用すれば心拍数をキープしながら負荷を任意に調整出来る為脂肪燃焼用の有酸素運動域から心肺機能向上目的の無酸素運動域に自在に入る事が出来計画的な運動が可能になります。
スケートボードの場合 トラックの間隔が自分のスノーボードでのスタンス幅よりも長いスケートボードが理想的です。
少しでも両足の外側にトラック、ホイールがあればデッキをたわませてのターン等スノーボードに近い感触を再現出来て目的に沿った練習が可能です。
ビンディングを使用していない事とスノーボードブーツを使用していない事をしっかりと理解していれば挙動が食い違う事も少ないです。
また雪上と異なりアスファルトやコンクリートの路面での滑走状態は再現性が高く反復練習にも好都合です。
この様にスノーボードのオフトレを意識して練習に使用するととても効果的ですが例えばストリート系のデッキを使ってトリックやオーリー系のマスターを目指してしまうと、こちらの上達もとても楽しい物なのですが異なる競技ですのでスノーボードの上達には結び付きません。
おわりに
いかがでしょうか。
様々な種類のオフトレを紹介してみました。
やってみたいな と感じる物が有れば是非とも挑戦してみて下さい。
きっと来季のスノーボードに役立ちます!
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