スノーボードの雑誌 CARVE magazine 2022
目次 : スノーボードの雑誌 CARVE magazine 2022
はじめに
数少ないスノーボードの定期刊行誌の一つ CARVE magazine が今年も発売されました。
当然のごとく購入し読了しましたので今回はこの紹介と感想です。
雑誌データ
誌名:メディアパルムック CARVE MAGAZINE 2022
発売日:2022年11月14日
発行:MIX PUBLISHING
定価:1540円
お勧めする理由
さてカービングマガジンとの名称からも解るようにスノーボードのスタイルの中でもカービングに特化した雑誌です。
従って限定されている訳ではありませんが自ずからアルペンの記事が多くなります。
でも「自分はフリースタイルだから・・・」と言って敬遠するのはもったいないのでお勧め出来ません。何故ならばマテリアルの違いは有るものの根本的な原理や技術は共通なのでコレを戴かない手は無いと思うのです。
書かれている事項をそのまま自分に当てはめる事は出来ませんがマテリアル、アルペンとフリースタイルの違いを頭の中で補正しながら考えれば下手なハウツー本よりも有益な情報だと思います。
内容紹介
印象に残った特集をピックアップします。
トップライダーそれぞれの一枚
文字通りトップライダーのターン中最高の瞬間を押さえた写真特集です。
それぞれの写真にはそのライダーが使用しているスノーボードとビンディング、ブーツが記載されています。
情報云々以前にため息をつきながら見とれてしまう様なページです。
後藤夏樹のゲートライディング誌上クリニック
ゲートトレーニングを行っている選手の連続写真を用いて写真毎にどの様な状況になっているのかを詳細に解説してくれる記事です。
コレは毎年掲載されているのですが個人的には最も楽しみにしている記事の一つ。
解説されているライダーもこのジャンルのトップランカーですし解説しているコーチももちろんトップクラスの人。
通常の競技のビデオなどでは把握しきれない挙動も連続写真ならばじっくりと解説と見比べて検証する事が出来ます。
トップクラスの人でも腰がスエーしたり腰高なターンになったりする事が有るのは意外です、しかしその次の瞬間の写真では即座に修正に入っている凄い反応などはこの解説無しではとても何が起きているのかを把握するのは難しいと思います。
とても参考になる何度も観てしまうページです。
カービングとスケートボードの可能性
ああ、良かった私の考えは独りよがりでは無かった!と安心させてもらった記事です。
以前スノーボードのオフトレの一つとしてスケートボードトレーニングもお勧めと言うブログを書きました。スノーボードのオフトレ お勧めは自転車とロンスケ
この記事ではデモやプロによるスケートボードでのオフトレ解説やオフトレに適したスケートボードの紹介が有ります。
ふむふむと読み進めながらも紹介されているスケートボード思わず欲しくなってしまいました。。。
ケース&スタディ方式でカービングをマスター
こちらはKagayaking DVDでおなじみの竹内水輝代表がカービングに対してQ&Aの形式で解説している記事です。
これももう形式は変化しても数年連載状態の記事です。
今回の記事も一工夫されておりQ&Aの内容とページ背景に掲載されている竹内代表のターンの連続写真がしっかりと関連しています。
コレも連続写真で写真自体大きく掲載されている為ボードや身体の各部の位置関係をしっかりと読み取る事が出来ます。
New Destination for Carver
オーストラリアのスノーリゾートを紹介している記事です。
記事中にもありますが南半球と聞くとついニュージーランドを思い浮かべてしまいますがオーストラリアにも当然ながら魅力的なスノーリゾートが存在するのですね。
紹介や写真を眺めながら異国のゲレンデについ思いを馳せていました。
とても行けないのですが何気に行ってみたくなりますよね、夢ですよね。
おわりに
雑誌なので文字と写真ですが動画には無い魅力や動画にも引けを取らない情報量を秘めています。
機会があればぜひとも一度手にとってみてください、スノーボーダーならば損した気分にはならないと思います。
宣伝になりますがCARVE MAGAZINEはこちらからも入手可能です
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